» 歌舞伎のブログ記事

今日は私の唯一の夏休み(あと二日取れるけどノープラン)。
と言うことで娘の人と一緒に新橋演舞場にお出かけ。

「新作歌舞伎 NARUTO」を見てきました。
NARUTOと言えば週刊少年ジャンプで連載され、舞台化もされている大人気漫画でございます。
俺も娘の人も読んだことないんだけどな!(爆)

岸本先生書き下ろし、「鞘当」風なナルトとサスケ。格好良い。

ワンピース歌舞伎と同様、フィギュアも制作されております。これも格好良い。

***

感想としましては、アニメも漫画も見てない私達には十分楽しい舞台でした。
まああれが「歌舞伎」かと言われるとちょっと違うかな、という気もしますが。
やっぱり「歌舞伎が好き」だからといって「歌舞伎の雰囲気を作り上げる」事が出来るとは限らないのかな・・・難しい(´・ω・`)

個人的には嘉島典敏さんのカカシ先生と、市瀬秀和さんのイタチ兄さんが滅茶苦茶格好良かったです。二人とも格好良い上にアクションがキレキレなんだもんなあ。
後は3忍のお三方も凄く良かった。出てくるだけでゆんゆんと充ち満ちる歌舞伎の雰囲気よ。

9月に演舞場で上演される「オセロー」のポスターが飾られていたので、思わずパチリ。
今井翼君の代役に指名された神ちゃん、頑張ってねー!おばちゃん見に行けないけど!←

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帰りは娘の人が「カフェに寄りたい!」と言い張るので、うろうろしつつみゆき館に飛び込むことに。

アイスコーヒー美味しい。暑かったので一気に飲み干しそうになりました。

みゆき館のスコーンなんて、食べるの何年ぶりだろう。
クロテッドクリームだけでも美味しいのです。(´∀`*)ウフフ

娘の人は抹茶パフェにしました。
反対側から撮影したので解らないのですが、正面側にはあんこと白玉と栗の甘露煮がのっかっていたそうです。美味しそう。

「インスタ映えだよ!」と言いながら写真を撮る娘の人。
君インスタやってないじゃん・・・(´・ω・`)
こんな感じで美味しいお菓子と美味しい飲み物で休憩していたのですが、隣のテーブルに座っていたとびっこ(=某ジャニーズグループファンの別名)と思しき女子達がジャニーズトークを繰り広げておりまして、二人で笑いを堪えるのに必死だったのはここだけの話です(爆)

今日は猛暑日にも係わらず、いそいそと着物を着ておでかけ。
中村歌昇・中村種之助兄弟による勉強会「第4会 双蝶会」を観に行ってきました。

毎回恒例の羽子板。
受付で又五郎さんの奥様から「暑いのにお着物で・・・」と恐縮されてしまいました。
すげー暑かったけど、6月の連獅子の時に着物を着ていけなかったのが悔しかったんですよ・・・暑かったけど←

種之助君は「義経千本桜 川連法眼館の場」の狐忠信に挑戦。
通称「四の切」とも呼ばれる、屈指の人気演目です。
とにかく種之助君の狐忠信は可愛かった・・・義太夫節にもちゃんと乗れていたし、身体能力は凄いし、本公演で見られる日が来るのが今から楽しみです。
義経は歌昇君。ばっちりニンに合ってる悲運の大将。
静御前は京妙さん。・・・他に配役いなかったんですかっていう感じ・・・。全体的に台詞が怪しかったし(初日はプロンプター付けてたって話だし)、しかも一番間違えちゃいけないところで間違えるし・・・ヽ(´Д`;)ノアゥ…

歌昇君は「積恋雪関扉」の関守関兵衛実は大伴黒主。
小町姫・墨染桜の精は児太郎君。
良峯少将宗貞は種之助君。

これが凄く良かった!
関の扉を見るのは初めてだったので、「こりゃ大曲だわ・・・」と言うのが第一印象だったのですが、お三人の熱演のおかげでダレずに見ることが出来ました。
歌昇君の関兵衛もおおらかだったし、種之助君の宗貞は上品。
そして何より児太郎君が圧巻でした。凄い女形に成長したなあ・・・彼はこれからが本当に本当に楽しみです。

そんな感じで今年も楽しく観劇させて頂きました。
来年の予定は決まってないみたいだけど、来年も開催されると良いなあ。

やっぱりもう一度又五郎さんの連獅子が見たくなり、結局来てしまいました国立劇場。
せっかくなので千穐楽の最後の公演を見ることにしました。

巳之助君の解説コーナーは、立て板に水でお手の物。
歌舞伎の体験コーナーの時に、体験者の動きに対して客席から笑いが起こった時に
「何もしてないのに何がおかしいんですか?」
NARUTO歌舞伎の宣伝で拍手が起こった時には
「初めての方にお話しさせて頂いてるから静かにして!」
と容赦なく厳しいツッコミを入れまくり。そー言うみっくん大好きだよ。

***

そして「連獅子」。

前回は一等席で又五郎さんを満喫しまくったので、今日は3階から俯瞰して全体を眺めるんだ!と心に決めて観劇に望んだのでした。

無駄な努力でした(爆)

だって又五郎さんが素敵すぎるんだもの-!゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚
オペラグラスでほぼ又五郎さんロックオン状態でした・・・あたしってダメな女ね(´Д⊂
千秋楽と言うこともあってか毛振りも大サービス状態で、相当の回数回されていたと思います。後半ちょっと歌昇君は振り遅れちゃってたかも(苦笑)

あーもうやっぱり今日もたくさん又五郎さんに元気をたくさん頂けて、本当にありがたい舞台でした。
奥様にご挨拶させて頂いた時に「いつもありがとうございます」なんてお声をかけて頂いたけど、こっちとしては舞台姿でたくさんエネルギーを頂いてるので、せめて舞台を見に行くことしか出来ないんですが・・・。

次に連獅子をなさる時は、又五郎さんと種ちゃんで見たいなあ。

くろごちゃん・連獅子バージョン。可愛い。

来月は時蔵さん・錦之助さん兄弟の「日本振袖始」。
見に行きたいけど、来月は時間が取れるかなあ・・・(´・ω・`)

毎年行われている、国立劇場の歌舞伎鑑賞教室。
今年は私のご贔屓役者・中村又五郎さん&歌昇さん親子による「連獅子」ですよ!ヽ(・∀・)ノ ワチョーイ♪
というわけで、当然いそいそとお出かけしてきましたよ。
天気が悪かったので、着物で出かけるのは断念したのですが、劇場には結構着物姿のお客さんが多くてちょっと反省。

***

演目が始まる前には「歌舞伎の見方」コーナーがあるのですが、今回の解説役は坂東巳之助君。
今回の解説コーナーでは、お客さんを舞台に上げて見得や摺り足、踊りの振り付けと言った歌舞伎の所作を体験して貰うという企画が新たに盛り込まれていました。良いなーおばちゃんもやりたかったよ←
みっくん、所作の教え方が非常に上手いです。解説も明瞭で聞きやすかったなあ。聞き手の心をぐっと掴むのが本当に上手いです。

***

さて、メインイベントの「連獅子」。

又五郎さんが格好良すぎて生きるのが辛い(爆)

前ジテの登場からもうもう私の脳内は、

(ああああああああああああああ格好良いいいいいいいいいいいいい)

と悲鳴上げっぱなし←
舞台の両脇には電光掲示板が設置されており、長唄の歌詞が表示されていたのですが、又五郎さんの一挙一動に釘付け状態で全く歌詞を観る余裕も無く、一緒に踊っている歌昇君の様子を見る余裕も無くてですね(待て

子獅子を谷に突き落とすところの厳しい表情とか、子獅子を心配する所とか、もうもういちいち格好良いこと夥しくて(おいおい
獅子の精になってからはとにかく豪快でダイナミック。全体的に流れる上品で端正な雰囲気。
毛振りも明らかに歌昇さんより又五郎さんの方が回数多く振ってるのが凄かったなあ。
又五郎さん自身の踊りの巧さを堪能できる舞台でした。

歌昇君の子獅子は、熱いんだけど端正で楷書の踊り。
谷底に突き落とされた所ではひたすら肩で息をしているのを見て、以前けんけんが「ここは本当に苦しい」と仰っていたのを思い出しました。それまで激しく動き回っていたのに、急にぴたっと止まらなきゃいけないから、心拍数が急激に下がって苦しくなるんですよね・・・。

連獅子では前ジテも後ジテも一切台詞は無いのですが、最後に決まるところで又五郎さんが「ハッ!」と気を吐かれた時は本当に幸せでした(私は又五郎さんの声がとにかく好きなのです)。
あーもう1回くらいチケット取っておけば良かったよ・・・あうう。

間狂言の宗論は、隼人君と福之助君。流石に場数の違いが芝居にも現れていたけど、福之助君は意外と悪くなかったと思います。がんがれ!

***

そんな感じで又五郎さんの舞台から、たくさんたくさん元気を頂くことができました。これを至福と言わずして何という。
やっぱりもう1回くらい見に行きたいなあ・・・むむむ。

今日は朝からバタバタと着物に着替えてお出かけ。

やってきましたよ歌舞伎座!今月は全くもって来るつもり無かったのに!←

先月から2ヶ月にわたって歌舞伎座で行われている、高麗屋三代襲名披露公演。
父が参加する地元の団体の慰安旅行に歌舞伎座の今回の公演が含まれていたのですが、チケットが1枚余ってしまったそうで、「お前行かないか?」と誘って貰えたのです。普段滅多に座らない1等席、しかもチケット代も御弁当代も出してくれるとのことだったので、二つ返事で参加してきたのでした(爆)

昼の部の襲名披露演目は、一條大蔵譚。
高麗屋と播磨屋の芸を両方受け継ぐ覚悟、みたいなものがひしひしと感じられる演目です。

草間彌生さんの祝い幕。圧が凄い。

お弁当は襲名記念弁当。

中身はこんな感じ。高麗屋の方々お好みの中身になってるんだそうです。え、堅焼きポテトが無いよ?←

歌舞伎座ギャラリー付近に飾られていたお人形達。

以下、芝居の感想。

***

春駒祝高麗

お祝い事に曽我物の狂言はお約束、と言う事で長唄の舞踊。
小林朝比奈役の又五郎さん、やっぱり踊りが群を抜いて上手い。
曽我十郎役の錦之助さんと曽我五郎役の芝翫さんなんて全然見てませんでしたよ←
大磯の虎が梅枝君、化粧坂少将が米子、喜瀬川がまるるで綺麗どころとラブリーどころが揃ってて眼福。(´∀`*)ウフフ

一條大蔵譚

昼の部の襲名披露演目。言わずと知れた当代中村吉右衛門さんの当たり役でございますよ。
当然幸四郎さんも吉右衛門さんに教わったとのこと。

幸四郎さん、決して台詞回しが巧い方では無いので、叔父様と比べるのは酷という物か。品の良さは流石だなあ、と思いました。
鬼次郎に対して顔を隠す所はどんな表情をしているんだろうと思っていたのですが、インタビューに答えられていた通り、目をつぶっていらっしゃいました。顔を隠して更に目をつぶることで本心を隠し通そうということなのでしょうか・・・。
言っても仕方ないことだけど、お京は猿之助さんで見たかったな・・・(´・ω・`)

歌舞伎十八番の内 暫

海老蔵君の暫です。いやいや流石市川宗家ですわ、でっかいですわ。
昔よりも神経質っぽさが薄まってきて、江戸歌舞伎の荒事の大らかさが出てきたような気がします。
七三で高合引に座っている間、後見の新十郎さんが全身で支えていたのが印象的。

井伊大老

超ショートカットバージョン・井伊大老。正直ちょっと物足りなかった・・・(´・ω・`)
それでも下屋敷での場面が非常に良かったのは役者の方々の腕の見せ所と言うことなのでしょうか。
所々に示されている数々の伏線が翌日起きる悲劇を現しており、それ故に井伊直弼とお静の方の仲むつまじい様子が美しくも有り悲しくも思えて、途中でぐすぐす泣いておりました←

そんな感じで、堪能して帰って参りました。お父さん誘ってくれてありがとう!ヽ(*´∀`)ノ

今日は国立劇場までお出かけ。
初春歌舞伎公演「世界花小栗判官」を見てきました。
本当は着物でお出かけしたかったのですが、急な腹痛に襲われたのと、どうにもこうにも気分が乗らなかったので、デニムワンピ+デニムサルエルパンツ+ショートブーツという超カジュアルな出で立ちでおでかけ。それでも別に一等席に座っても特に浮いたりはしませんでしたよ。そんなもんです(ヲイ

劇場内はお正月の雰囲気でいっぱいです。獅子舞も披露されていましたが、あまりに混雑が酷かったので全く見ないで腹ごしらえしてましたが何か←

立派な鏡餅も飾られていましたよ。

くろごちゃん・風間八郎バージョン。可愛い。

***

「小栗判官」と言えば三代目市川猿之助丈の「當流小栗判官」やスーパー歌舞伎「オグリ」なんかが有名ですが、基本的に「當流小栗判官」とストーリーは同じ感じ。まあ色々とばっさりばっさりカットされている場面もあったりして、かなりコンパクトにまとまっていた感じがします。

菊之助さんの小栗判官は、相変わらず格好宜しい。あの方本当にあー言う二枚目が良くお似合いです。
ただ本音を言えば、菊坊ちゃんには判官よりも照手姫をやって頂きたかったな・・・(´・ω・`)
そうなると一体誰が判官をやるんだという問題が

その判官の許嫁・照手姫はなんと右近君ですよ。てっきり梅枝君だと思っていたのにケンケンってマジか!
ワンピース歌舞伎で鍛えられたお陰なのか、舞台に出た時の存在感がぐーんと増した感じがしました。舞台に出てくるだけで華やかになる役者さんっていいね!( ´∀`)bグッ

梅枝君は浪七女房・小藤と、万屋娘・お駒。
確かに菊五郎劇団のあのメンバーで小藤をやれる女形さんは梅枝君しかいないよなあ・・・なんなのあの若さで石持の衣装が似合うって。我が儘お嬢様・お駒ちゃんの火の玉っぷりも意外とサマになっていて二度吃驚。
いつか梅枝君には「吃又」のおとくをやって頂きたいなあ。その時の又平は誰が良いかな・・・。

そして今回一番気に入ったのは、松緑君の浪七。
菊五郎劇団お得意の立ち回りも勿論良かったんだけど、本当に死にっぷりが凄かった。あの大舞台で自分一人に客を集中させるあの力。立派な役者さんになったんだなあ・・・(´Д⊂グスン

やっぱりお正月は難しいこと考えずにぱーっと明るく観られるお芝居が良いな、と痛感。楽しかった!

帰宅してから、夫の人と「プロジェクト・クワトロ・カヴァ」を頂きました。
お正月用にエノテカで買ったのが凄くヒットだったので、もう1本買い足しちゃったダメ人間です←

とあるブツが届きました。

「松竹歌舞伎本舗」と「すみっこぐらし」のコラボ商品です!
色々あったけど取り敢えずクリアファイルとぬいぐるみをチョイス。

黒衣とかげ可愛い。(´∀`*)ウフフ

揚巻ねことクリアファイルは娘の人に提供したのですが、ねこはビニール袋に入ったまま放置状態。(;´д`)トホホ・・・

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