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今日は午前中から娘の人と一緒にお出かけ。

六本木までやってきました。これがかの有名な六本木ヒルズですか!←ギロッポン全く縁が無い人

「EX THEATER ROPPONGI」で現在公演が行われている「DECADANCE」を娘の人が見るので、送りに来たのでした。こちらは劇団DisGOONieの公演なのですが、我々が応援している7ORDER Projectの長妻怜央君が出演しているので、ながつ推しの娘の人が喜んで見に行きたいと言った訳なのです(因みにこの舞台の主役・塩野昭久君も娘の人の推し)。
私はこちらの公演の演出がちょっと好みに合わないので(嘘ですちょっとどころかかなり合わない)、今回はパス。

劇場まで娘の人を送り届けて、私は一人銀座へ移動。

歌舞伎座周りを適当にふらふら歩いているうちに見つけた「米どころん銀座三丁目店」さんでお昼ご飯を食べました。
こちらのお店、業務スーパーやヨシケイ等の業務展開をしている会社がやってるお店だそうで、お米を売りにしてる定食屋さん。確かにご飯が美味しいです。
鶏の唐揚げ定食を注文したら、大きめの鶏の唐揚げが5個も付いてて野菜もたっぷりでお腹いっぱい。土日は結構空いてるので穴場かもしれません。(´∀`*)ウフフ

やってきました歌舞伎座。

初春公演と言う雰囲気がします(´∀`*)

「素襖落」の幕見に来たのですよ!よく考えたらこれが私の今年の初歌舞伎だったわ。
太郎冠者は吉右衛門さん、大名は又五郎さん、鈍太郎は種之助君、次郎冠者は鷹之資君、姫御領は雀右衛門さん。鳥羽屋里長さんの長唄に、葵太夫の竹本と、役者だけじゃなくて地方の配役も万全。
吉右衛門さんは流石に那須与一の下りはかなりお身体が厳しいのかな、と言う所を台詞と動作で上手くカバーしていた感じでした。大名と太郎冠者の配役が逆だったら良かったのになあ・・・。←どこまでも又五郎贔屓
後はなんと言っても次郎冠者の鷹之資君!やっっっっぱり滅茶苦茶踊りが上手い。台詞も明瞭だし品もあって行儀も良い。歩く姿一つとっても本当に収まりが良い。このまままっすぐ素直に育って欲しいなと思いました。いずれは彼も太郎冠者をやる立場になるでしょうし。

***

おまけ。

木挽町広場に飾られていた、東大レゴ部が作成した連獅子です。

一時期メンテナンスの為に展示されてなかったのですが、見られて良かった。(´∀`*)

娘の人と一緒に新橋演舞場にお出かけして、見てきましたナウシカ歌舞伎。
原作全7巻を昼夜通しで全部やるという、尾上菊之助さんのとてつもない挑戦です。
(因みに娘の人は原作・アニメ未履修)
チケットは即日完売だったのですが、贔屓役者の中村又五郎さんがマニ大僧正役で出演されていたので、後援会にチケットをお願いして無事見ることが出来たのです。有り難い有り難い。

ナウシカの世界観を表す引き幕。

アニメ映画と原作漫画は全く世界観やストーリーが違うので、面白く見ることが出来ました。
・・・が、演出がなあ・・・。

2.5次元舞台なら兎も角、あれが「歌舞伎」かと言われると、かなり微妙な仕上がりだったと思います。
なんか「歌舞伎的演技手法を取り敢えずてんこ盛り詰め込んでみました!」みたいな感じ。
やっぱり歌舞伎役者じゃ無い人が演出しちゃうと、歌舞伎もどきみたいなものになっちゃうのかな、と言うのが正直な感想です。

只個々の役者の力量は素晴らしかったので、マジで役者の力量だけで「歌舞伎」たり得た舞台だったと思います。
色んな人が言ってるけど、中村七之助さんのクシャナ殿下はマジでクシャナ殿下でしたよ。滅茶苦茶格好良い。登場した時の客席のジワが半端ない。あのタイプの女性は女形だからこそ演じられるんじゃないのか。

役者陣は本当に素晴らしかったので、正直再演するなら演出家交代させて再構成して上演して欲しいです。

次に見に行く予定、新派版「八つ墓村」。
ジャニーズJr.の室龍太君が辰弥役なので、娘の人は「絶対見に行く!」と鼻息荒くしております。
新派版金田一ものは、前回の「犬神家の一族」が滅茶苦茶良かったので超楽しみ。

***

帰りは新橋演舞場から日比谷まで歩いて帰りました。
暮れも押し迫った今時期の夜の銀座はなかなかフォトジェニックな街で、お上りさん根性丸出しで母娘揃ってバシバシ写真を撮りまくってきましたよ(爆)

銀座と言えば和光。

日産ギャラリー。スポーツカーカコ(・∀・)イイ!!

三越のライオンさんもクリスマスモードでした。

ミキモトのオブジェ。でかい。綺麗。

写真だと解りにくいのですが、モチーフの一つ一つに「mikimoto」の文字が書かれているのです。流石ミキモト。

ブルガリのビル、初めて見ました。
すみません見た瞬間母娘揃って爆笑してました・・・凄いなこのビジュアル。

毎年恒例、丸の内仲通りのイルミネーション。

年内の観劇はこれでお終い。
来年は娘の人もいよいよ受験生なので、イベントはお預けになります。今のうちに楽しんでおくれ。

土曜日はいつもはジムでワークアウトの予定なのですが、今日は特別にお休みしてお出かけしてきました。

久々の歌舞伎座です!
先月慌てて「寺子屋」の幕見を見に来て以来です。

幕見で「三人吉三巴白浪(さんにんきちさともえのしらなみ)」を見に来ましたよ!大好きなんですわこの芝居。
しかも今回はお嬢吉三の役が尾上松也君と中村梅枝君のWキャストでして、最近立役を演じる梅枝君の株が爆上がりしている私としましては、何としても見ておきたいと思ったのです。そしたら梅枝君が出る日で見られる日が今日しかなかったという・・・(´・ω・`)
(お嬢吉三は、女装の盗賊なのです)

***

結果としては見に来て良かった!
梅枝君はあの若さで黙阿弥の世話物の雰囲気をふわっと纏えるって一体何者なんだ。
和尚の松緑君と、お坊の愛之助さんとのアンサンブルも良く、見応え十分でした。
お坊とお嬢のラブラブっぷりが非常に倒錯的でなんとも素敵でしたよ。
尾上右近君おとせちゃん&巳之助君十三郎の双子カップルも哀れで良かったなあ。
(「三人吉三」は、義兄弟の契りを結んだ三人の悪党を中心にした、盗みあり殺しあり近親相姦有り男色有りの因果応報の物語です)

とにかく良かった。大満足。
次の観劇予定は12月のナウシカ歌舞伎ですよ!こちらも超楽しみー!ヽ(*´∀`)ノ

今日は国立劇場へお出かけ。
今月行われている毎年恒例の「歌舞伎鑑賞教室」を見てきました。

今回は「車引」と「棒しばり」の二本立て。珍しいパターンです。
松緑・坂東亀蔵コンビでの「棒しばり」が見たかったので、チケットが普段よりお安いこともあり、いそいそとチケット押さえてみたのです。

「歌舞伎のみかた」は、坂東新悟君&中村玉太郎君コンビ。
写真撮影コーナーを設けたり、立ち回りを見せたり、色々と工夫がなされてました。

「車引」は、松緑君の松王丸・坂東亀蔵君の梅王丸・新悟ちゃんの桜丸。杉王丸は左近君、藤原時平は松江さん。良いお芝居だけど難しいんだね・・・(´・ω・`)

「棒しばり」は、松緑君の次郎冠者・亀蔵君の太郎冠者・松江さんの大名。
松緑君、松羽目物の愛嬌あるお芝居は難しいのかな。亀蔵さんの方が軽妙な感じはする。
個々の踊りはまあ普通だったけど、連れ舞になると俄然盛り上がります。
個人的には亡くなった18代目勘三郎・10代目坂東三津五郎の名コンビによる棒しばりが極めつけなので、ちょっと寂しい気持ち。あのコンビに肉薄するくらいのコンビが生まれないだろうか・・・。
(尾上右近君&中村種之助君コンビで見てみたいです。切望。)

劇場内には撮影スポットもありましたよ。

終演後はアフタートークショーもあり、結構楽しかったです。
トークショーの内容としましては、

・松江さんに冷たいあらしくん。
・学生向けの解説は飴と鞭。
・鑑賞教室の演目選びは昨今のコンプラ事情で大変らしい←
・隈取りプレゼントクイズで自ら答えをばらすあらしくん。

かなり伏せ気味に書いております。ちょっとコンプライアンス的に問題が←
総じて超面白かったです。紀尾井町節が炸裂しまくっておりました(苦笑)

今日は久々に歌舞伎座へ。
「團菊祭5月大歌舞伎」を昼夜ぶっ通しで見に来ましたよ!大丈夫か俺!

今月はじゅふたんの7代目尾上丑之助襲名披露公演でもあるのです。頑張れじゅふたん。

祝幕は宮崎駿氏に寄るもの。ナウシカ歌舞伎のご縁と言うことでしょうか。

こっちは原画。

***

最初は昼の部。

1.寿曽我対面

松緑君の工藤、梅枝・萬太郎兄弟の十郎・五郎。朝比奈は歌昇君。
八幡三郎役の鷹之資君、とにかく所作が綺麗。歩くだけで綺麗ってなんなん。

2.歌舞伎十八番の内 勧進帳

海老蔵の弁慶、松緑の富樫、菊之助の義経。花形世代の三幅対・・・の筈なんですが。
長い。とにかく長い。台詞ねちこく引っ張りすぎ。あれじゃ地方さん大変だろ・・・。
えびぞさん、華と存在感は本当に抜群なんだけど、何なんだろうかこの消化不良感。
せめて弁慶と富樫の配役を逆にして再演してもらえませんかマジで。
アラシ君だって弁慶やらなきゃならない役者なんだし・・・。
菊之助君の義経は一級品。菊五郎さんよりも梅幸さん寄りの芸風って感じがするなあ。

3.神明恵和合取組

なんてことない、鳶と相撲の喧嘩話。
江戸の風情や文化が色々見られるのも楽しい演目。
菊五郎さんの辰五郎は相変わらず格好良い。粋でいなせ。
四ツ車が夏雄さんだったら言うことなしなのに・・・(´;ω;`)ブワッ

***

続いて夜の部。

1.鶴寿千歳

昭和天皇即位を祝って作られたという箏曲の舞踊。令和元年が始まった今月にふさわしい舞踊です。
梅枝君の宮中の男が良かった・・・私梅枝君の立役好きかもしれません・・・。この人も踊り上手いよなあ。

2.絵本牛若丸

じゅふたんの牛若丸が勇ましく戦う様を、二人の祖父(どっちも人間国宝)がデレデレしつつ見守るという演目です(待て

一人菊之助さんだけが必死の形相でじゅふたんを見守っているのもさもありなん、という感じ。お父さん心配だよね。

3.京鹿子娘道成寺

言わずと知れた長唄の大曲。
前の幕で弁慶をやっていた菊之助さんが白拍子花子。
道成寺は最後に見たのが3代目雀右衛門さんなので、20年ぶりくらいに見たけどやっぱり良い曲だし素晴らしい舞踊です。菊之助君の花子は可憐で可愛くて色っぽくて怪しくて良かった!
やっぱりこの人は女形の人だよな・・・。

***

ラストの「曽我綉俠御所染」はパスして歌舞伎座離脱。
(だって誰がやってもこの芝居嫌いなんだもん・・・)
久々にがっつり芝居の世界に浸ってきました。楽しかった!

1月中の某日曜日、重い腰を上げて国立劇場までお出かけ。
菊五郎劇団の初春歌舞伎公演「通し狂言 姫路城音菊礎石(ひめじじょうおとにきくそのいしずえ)」を見てきました。

が。

とにかくテンションが上がらない。
芝居観に行く位ならロードバイク乗りに行くか編み物するかしていたい、と言うテンションのあがらなさ。大好きな菊五郎劇団の公演だというのに、どうしたんだ俺。天気が良すぎたのがいけないのか。嗚呼ロードバイク乗りてえ。

それでも折角チケット取ったので必死で己を鼓舞して出かけて参りました。

平たく言えば、姫路城を舞台にしたお家騒動もの。感想としましては、

・梅枝君の巧さはやっぱり異常。
・ケンケンはどんどん役者っぷりが大きくなってて頼もしい限り。
・立ち回りに橘太郎さんが参加されてて超胸熱。

こんな感じでした(え
なんだかひたすら「梅枝君の立役、良いじゃん!」と思えた公演でした。
女装がばれて男に戻ってからの立ち回りとか、悪者を一刀のもとに斬り捨てる所なんて超格好良かったですよマジで。

***

ロビーには、これまでの公演で飾られていたコスプレくろごちゃんが展示されていました。取ってあったんだ・・・。

あ、岡崎の時のくろごちゃんがいない。

日本振袖始の岩長姫凄いな(笑)

次の観劇予定は未定。
2月の歌舞伎座の「熊谷陣屋」だけは観に行きたいな・・・。

夫の人が作ってくれたお昼ご飯のつけ麺。(゚д゚)ウマー

***

今日は娘の人と一緒にお出かけ。
歌舞伎座の8月納涼歌舞伎の第2部を観に行ってきました。
あまりに暑すぎたので着物での外出は断念。

***

歌舞伎座に行く前に新橋演舞場に立ち寄って、NARUTO歌舞伎のブロマイドを購入してきました。
最初演舞場にブロマイドを買いに行きたい旨を娘の人に話したところ、

「えー、暑いし面倒くさいよ。行かなくて良いよー」

と不満気味。
で、私がせっせと買いたいブロマイド(カカシ先生とイタチ兄さんのみですが何か問題でも)の番号を記入用紙に書いていたところ、娘の人がおもむろに用紙を奪い取ってサクラちゃんまるるの写真を追加していたんですがどういうことですか(爆)

開演まで余裕があったので、スタバで休憩。普通のアイスティーにしておけば良かった・・・フローズンレモネード甘いorz

***

第二部の演目は「東海道中膝栗毛」と「雨乞其角」。
弥次喜多は初めて見たんですが(チケットが取れなくて第1弾と第2弾は見てないのです)、意外とちゃんとした歌舞伎でした(待て

地獄踊りの場面では、とにかく鷹之資君に目が釘付け。
鷹之資君、滅茶苦茶踊りが上手いです。「上手い」レベルがずば抜けています。しかも華がある。群舞の時でも存在感が凄すぎて完全に鷹之資君ロックオン状態でしたよ。
ご本人の努力の賜物でもあるのでしょうが、それにしても凄いです。やばいです。
四代目猿之助を初めて見た時以来の衝撃でした。とんでもない子が出てきましたよ。
さぞや天国にいる富十郎さんもお喜びでしょうなあ・・・。

と言うわけで、弥次喜多も雨乞其角も感想が「鷹之資君がマジでヤバかった」しか印象にありません(爆)
それくらい凄かったんですよ・・・鷹之資君の「船弁慶」「娘道成寺」「鏡獅子」は是非歌舞伎座の本舞台で見てみたい!
彼が早く富十郎を継いでくれると良いなあ。

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