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2005年01月08日

厄払いに行って来ました

今年は大厄(泣)と言うことで、厄払いなるものに行って参りました。
以前は実家の方の神社に行ったのですが、
今回は結婚式を挙げた場所と言うこともあって、根津神社に行って参りました。

通常密閉締め切りな神社なんてありません。
オープンテラスさながら、寒風吹きすさぶ中ご祈祷をして頂きました。
どうやら根津神社みたいな大きな神社ともなると、
初宮だろうが家内安全だろうが商売繁盛だろうが厄払いだろうが、
ご祈祷希望者は一緒くたにご祈祷してしまうみたいで、何か変な気分でした。
初宮のグループが二つもいらっしゃったので、
厄年女が一緒にいて良いのかしらん、などとどうでも良い気を遣ってみたりして。

まあ一生に一度の大厄の厄払いですから(ヲイ)、
着物何ぞも着てみました。
ネットで見てみると、結構厄払いに着物で行かれる方もいらっしゃるようなので・・・。

kimono07.jpg

マーマから貰った数少ない着物の、1枚です(ちうか2枚しか貰ってないよ!)
生地は縮緬。水浅葱の地色に一杯細かい模様が染めてある、よくあるタイプの小紋です。
マーマの着物なので、袖はつんつるてんだし、お端折は消滅してるし。
なのでまたもやウールの羽織(男物)をこの上に引っかけて誤魔化しました。
これに、数年前に破格の値段で買った明綴れの袋帯をしました。
明綴れの帯って、へろんへろんに柔らかいので、はっきり言って扱いづらいです。
(形が決まりにくいのよう!)
二重太鼓なんてもんの凄く久しぶりにやったので、後ろ姿が悲惨なことに・・・とほーん。
(普段角出しとか矢の字とか貝の口ばっか結んでいるツケが・・・嗚呼)

縮緬とか綸子と言った、触るとてろんてろんに柔らかい感触の着物は、俗に
「柔らかもの」と言われております。
紬とか絣とか、一般的に「固い着物」と言われている奴より、「格」が上なのです。
(格=値段、ではありません、念の為。)
ネットで厄払いに行く服装を調べた所、
「準礼装(訪問着、付下げ、紋付きの色無地など)」などと書いてあった為、

「初宮とかじゃあるめぇし、第一そんなもん持っとらんわ!!(怒)」

つうことで、小紋(=普段着・お洒落着)で勘弁して貰いました。
本当はパリッパリにかったい着物の方が大好きなので、
暫くあの手の着物は着ないだろうなー。

***

当日、結婚式もやっぱり何組か入っていました。
私が行った時は丁度一組の新郎新婦の写真撮影をしておりまして、
自分の結婚式の時を思い出してしまいました。
あん時も寒かったナー。

あとは一年、体に気をつけて過ごすばかりです。出来るんかいな(爆)

投稿者 umeko_uguisu : 2005年01月08日 21:17

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