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2005年03月28日

桂枝雀追善落語会!

桂枝雀七回忌追善落語会

桂枝雀追善落語会」に行って参りました。

巧い具合に仕事の用事で小伝馬町に夕方行くことになった為、
そのまま直帰コースで東銀座にレッツラゴー!
一緒に行く人のチケットを受付に預け、またしても「大野屋」さんで手拭いを購入(笑)
(今猛烈に作りたい形のバッグがあるのですよ・・・。)
それにしても大野屋さんの店員さんの応対は、何時行っても上品です。
場所的に、きちんとした言葉遣いが求められるんでしょうね。
教育がちゃんとされているんだろうなあ。

そして本番。

生米朝師匠を拝めたー!!!
ワタクシが最大級に憧れる噺家さんなのです、米朝師匠は。
流石にお年のせいか、喋り口調も往年のすらすらと流れるような名調子ではありませんでしたが、
それでも独特の間とか、なんとも良い雰囲気を持っていらっしゃるのですね。
米朝師匠の高座は「上品」なんです。「良質」とも言える。

雀三郎師匠も、ざこば師匠も、本当に面白かったです。
ざこば師匠、予定のネタやんないし(笑)

そして、枝雀師匠のビデオ高座。
久々に涙が出る程笑い転げてしまいました。
呼吸困難になるかと思いました(笑)
ビデオであれだけお客さんを惹き付けて、笑わせることが出来るんだから、
生の高座はどれだけ凄かったんでしょうね。
枝雀師匠は、その高座が沢山記録媒体に残されているというのが、
何より幸いだったのかもしれません。
落語は音声だけでも十分満足出来る娯楽なんですけど、
枝雀師匠の高座は、やっぱりビジュアルもないとなあ。

つくづく思うのですが、
やっぱり落語はテレビで見るもんじゃないですね。
「ライブ」でないと。
落語の良さは、噺家と客席が一体となって何倍にも膨らむんですから。

ビデオ落語の後、南光師匠が涙ぐみながら挨拶されていたのを見て、
本当に愛されていた噺家さんだったのだと思いました。

枝雀師匠の高座を一度で良いから生で聴いてみたかった。
本当に本当に、惜しい人を亡くしたと思います。

投稿者 umeko_uguisu : 2005年03月28日 23:59

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