今日はいそいそと着物を着て一人で国立劇場までお出かけ。
楽しみにしていた、「小狐礼三」を観てきました!
連れて行って貰えなかった娘の人には、ぷんすこされながら
「舞台写真あったら買ってきて!」
・・・国立劇場は舞台写真売ってないんだよ(苦笑)
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今年は河竹黙阿弥生誕200年と言うことで、15年振りの復活狂言だったのです。
ストーリー的には、黙阿弥お得意の白浪物(白浪=泥棒)。
前回主役の小狐礼三を勤めた菊五郎さんは日本駄右衛門役に回り、主役の礼三は菊之助さんがお勤めになりました。船玉お才は前回と同じく時蔵さん。
ポンコツ若様・数馬之助は梅枝君、その恋人である花魁・花月を右近君と、周りの配役も巧く填っていて良かったです。
兎に角菊之助さんが美しいやら格好良いやらでオラどうしたもんだか(爆)
クライマックスでの真っ赤な鳥居の上での立ち回りの場面では、鳥居の高さが凄くて観ていてハラハラしてしまいました。あの立ち回りの凄さは、流石菊五郎劇団ですよ。
「ルーティーン」「びっくりぽん」「安心して下さい」等、お約束の時事ネタも満載で、お客さん達も大喜びでした。
兎に角菊五郎劇団の魅力が満載だった、素晴らしい舞台でした。ごめんよ娘の人、連れて行ってあげられなくて。
帰りに寒い所を我慢して、某役者さんにご挨拶。
昨年の初春公演に引き続きまたしても悪役だったので、「また悪役だし・・・」と言ってみた所、
「ニンじゃないのにね!」
・・・自分でも解ってるんだ(苦笑)
その方から「麹町から歩くんだったら、永田町からの方が近いんじゃない?」って教えて貰ったんですけど、地図で観るとあんまり距離感変わらないんですよね・・・今度は永田町から行ってみようかな。
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お正月らしく、劇場内には沢山の羽子板が飾られていました。
道成寺とか鷺娘とか雪姫とか八重垣姫とか雲絶間姫とか、女性多めのラインナップ。
このコーナーは歌舞伎十八番が滅茶苦茶多いな。
押戻しとか清姫の霊とか松王丸とか。
どれも綺麗。職人さんの仕事って凄い。
本日の戦利品。エコバッグは私の買い物用。ストラップはくろごちゃん大好きな娘の人へのお土産です。
そしたら「今度エコバッグも買って!」と言われてしまいました。(;´д`)トホホ・・・
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