2006年07月29日

菖蒲浴衣と金魚ちゃん

そんな題名の長唄がありましたな。

それはさておき、久々に着物ネタ~。
地元の団地でお祭りがあり、娘が通っている保育園でも模擬店を出しているとのことで、家族3人で行って参りました。
ついでなので久々に浴衣なんぞも着てみました。
ついでに娘にも、前に作った金魚柄の手ぬぐい甚平を着せて連れていきました。

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浴衣は菖蒲模様のろうけつ染めの浴衣。「たんす屋」で1000円だったと思う。
広襟で仕立ててあるので凄く着やすいです。生地もしっかりしてるし、リサイクル浴衣も結構掘り出し物はあるもんですぞ。
帯は半幅の博多帯で、これも随分前に「たんす屋」で購入。
もんのっそい短い帯なので、どう頑張っても片挟みか貝の口しか出来ない。悔しいので無理矢理矢の字に結んで帯締めで押さえました。
帯留めは随分前に手ぬぐいの端切れで作った奴。

ええもう、娘はお陰で保母さん達に大好評でございましたよ。若いって良いよなあ。
娘のお風呂と就寝にあわせて行動したので1時間くらいしかお出かけしませんでしたが、3人揃ってのお出かけは久しぶりだったので、これはこれで楽しかったです。娘は夫の人に抱っこされて寝てましたが(笑)

投稿者 umeko_uguisu : 23:55 | コメント (0) | トラックバック

2006年05月18日

浅草でお買い物

兄貴の結婚式で、生まれて初めてちゃんと黒留袖なんぞ着ることになってしまいました。
(只着るだけなら、着付け教室で散々着たことがありますが・・・)
が、万年カジュアル着物女の私が、黒留袖に合わせる履物何ぞ持っている訳がなーい!

と言うことで、娘を担いで浅草の「長谷川商店」さんに行ってきましたー。
長谷川商店に行くのは、3年振り位かなあ。

どうせなら奮発してしまえ!ということで、畳表の草履を誂えて頂きました。
初・畳表だ!うひょーい。
父ちゃん有り難う!!(父ちゃん=スポンサー/笑)

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鼻緒は瓢箪柄に一目惚れ。で、奮発してしまいました(結構高い鼻緒だった・・・)
これだったらドレスダウンもしやすいかなー、と思います。

長谷川商店、安いし品数は豊富だし、自分の足に合わせて鼻緒をすげて貰えるので言うこと無しです。
但し問屋さんなので、平日しか営業してないんですけどね(笑)

***

鼻緒をすげて貰っている間に、浅草松屋のユニクロでお買い物。
ユニクロってベビー服も展開してたのねー。
つうことで、娘の服もちょいと買ってしまいました。
自分の草履に掛けた金とは偉い違い(爆)

投稿者 umeko_uguisu : 17:56 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月02日

妊娠8ヶ月で着物を着る

元旦は根津神社に初詣に行って来た訳なんですが、
ついでに着物も着てみました。出産後は暫く着物どころじゃないと思うので・・・。
(いや、やろうと思えば出来るんでしょうが)

前回着物を着たのが7ヶ月の頃。
それに比べると当然腹も大きく育っている訳で、着方も着姿もそれなりに変わってきました。
・・・帯が曲がってんなー(苦笑)

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着物はミュシャ展を見に行った時に着ていった縮緬の縞柄。頂き物です。
帯はこれまた頂き物の名古屋帯。長さも結構あり、何にでもあわせやすい「お助け帯」の1つです。
これに男物の羽織を羽織って行きました。激しく正月らしくない、モノトーン系のコーディネートでした(笑)

何でこのチョイスにしたのかといいますと、
この着物が手持ちの着物の中で、一番身幅が広いからです(笑)
普段は右前を思いっきり中に巻き込んで丁度良い位なのですが、
この日は男着物みたいに背中心に合わせてから左右均等に合わせた所、どんぴしゃりでした。
帯も長さにゆとりがあるものにしたのですが、やっぱり手の長さがギリギリ。なんちゃって角出しにして、誤魔化しました(笑)
帯はお腹が一番出ている所で引っかかるようにゆるゆる巻いた所、絵に描いたようなグズグズ状態に(笑)
いいのだ!これが一番楽なんだ!!
妊娠中の着物の着方で、良く「乳の真下で帯を結ぶ」ってのを聞くんですが、苦しくないんだろうか・・・。
(鳩尾押されそうで、何か抵抗があるんですけど・・・)

着物着たお陰で、足下以外はほかほかでした。生足でも平気でしたよ。
足袋は重ね履きしていった方が良かったけど・・・(^^;

投稿者 umeko_uguisu : 15:30 | コメント (0) | トラックバック

2005年11月22日

妊娠7ヶ月で着物を着る

先日行われた、不肖の兄貴の結納にいそいそと着物なんぞ着てみました。
実際は、高速道路のリフレッシュ工事でバスが遅れ、式自体にも遅れ、(想定内でしたが)
ものの20分位でぐわーっとがーっと着た、と言う酷い有様だったんですが・・・(汗)
↑多分最短記録が出たと思う(苦笑)

当日は帰宅後何も考えずに脱いでしまったので、着用写真は無しです。しまった・・・。
コーディネートだけでも後日アップします。

以下、7ヶ月の腹で着物を着た感想です。

・やっぱり身幅が足りない。

これは予想していたんですが、やっぱり通常サイズと比べると、どう考えても足りなかったです。
試しに普通に裾合わせをしてみたんですが、右側の脇縫いが正面から丸見え状態でした。
一つ紋の江戸小紋を着たのですが、自分用にきちんと仕立てたのでまだどうにかなった気がします。
妊婦の時は、自分のサイズに合っているものorある程度大きめのものを着ることをお薦めします。
お腹が出る分丈も短くなるので、あまり丈が短い着物はお薦めできないかも・・・。

・帯も足りない。

実はこれ、帯を巻き始める時に、はっと思い出したことです。
以前着付け教室で「妊婦の着付け」を習ったのですが、
「妊婦は帯が足りなくなるので、無理に二重太鼓を結ばなくても良い。」
と言うことだったのですが、手の長さを思い切り短く調節して、何とかギリギリ結べました。
お太鼓の立ち上がりがもの凄く短くて、結び終わってから無理矢理引き上げたので(おい)、
二重太鼓としては、お太鼓がかなり小さめになりました。

・帯締めも足りなくなる。

・・・困る程短くなる訳じゃないんですが(笑)
挟み込む房の部分が、正面から丸見えの位置に納まってくれます。
長尺の帯締めもあるそうですが、妊娠時期の為だけに買うのも変だしなあ。

・腰ひもはお腹が一番出ているところにしてみた。

普段私はもっぱらマタパン愛用者なのですが、
リブのゴム部分が鳩尾近くまで来ませんか?あれがちょっと苦しくて嫌だったので、
マタパンのリブ部分を、お腹の一番出ている位の所まで折り返して履くことが結構多いのです。
ですので、腰紐はお腹の一番出ているところにしてみました。もちろんゴムの腰紐です。
大して苦しくもなく、結構快適でした。
只、普通に着る時よりもどうやら腰紐の位置が高くなるようで、結構お端折が長くなります(笑)
一本伊達締め入れて、調節した方が良いかもしれません(私はそうしました)。

・帯が上に上がりやすい。

着物を着終わってからお食事したりしている間に、
帯がどんどこ上がってきました(苦笑)
落ちるのよりはましなんですが、いつものように帯の下線を持ってぐっと下に押し下げても、
腹の張りに負けるようで(笑)

・洋服着ている時よりお腹が目立たない。

これは本当です。
尤も、妊婦さんは大抵お腹だけが出っ張っているので、
後ろ姿からだと「妊婦さんだ」と言うことが結構解らないことが多くないでしょうか?
これが着物になってしまうと、胸からお腹にかけてのラインが帯でガードされてしまうので、
洋服の時よりもお腹の出具合が目立たなくなります。
(これはうちの家族も「洋服になると解るなあ」と申しておりました)

とまあ、色々工夫すべき所もあるんですが、総じて
「たいしたことなかった」というのが、着物を着た正直な感想です。
考えてみれば昔の方は妊娠中も着物で過ごされていた訳ですから、
生活に何の支障も無い筈なんですけどね。
妊娠後期は時期的に一番寒い時期と重なるので、
ワードローブに着物を加えてみようかとちょっと考えております。着物は暖かいので。

あ、でも産休短いんだよなー(苦笑)

投稿者 umeko_uguisu : 12:47 | コメント (0) | トラックバック

2005年09月20日

綿紅梅の浴衣

先日の端唄の会ですが、今回も浴衣会!と言うことでしたので、浴衣でお出かけ~。

浴衣は端唄の一門お揃いで作った、三勝染めの綿紅梅です。
帯は頂き物の夏帯。透け感強くないから大丈夫だろー、と言ういい加減なチョイス。
見えづらいのですが、浴衣の端切れで作った帯留めをしてます。

つーか、こんな写真載せたらうちのお師匠さんが誰かバレるんじゃないのか(汗)
つか私の正体もバレる所ではバレるんじゃあ(滝汗)
・・・でも当日のメンバーでネット見てそうな人少なそうだから、大丈夫かな(おい)

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9月半ばというのは、浴衣を着るのにちょいと微妙な時期ですので、
長襦袢を中に着ることも考えておりました。
(綿紅梅だから、「夏の着物」として来てもノープロブレムなのですな)
当日は有り難いことに良い天気で、長襦袢無くても問題ナッシングでした。
5ヶ月目の腹でも、ゴムの腰紐なら楽ちんさ。
帯はかなり短めだったので、ひと結びしないで仮紐使って結んでますが、それでも手がギリギリ。
一重太鼓で手の長さが足りないのはちょいと困ってしまうので、どうにか無理矢理(やっぱり力業)
角出しなら決め線を帯締めで押さえるから、手の長さを気にしなくても良いのになあ・・・。

当日、久しぶりに人様の着付けのお手伝いをちょっとだけしました。
名古屋帯で一重太鼓と、半幅帯で貝の口。
貝の口は何回やっても難しいです。手とタレの長さを一発で決めるのは難しいのよう。
一重太鼓は思いの外手と体がさくさくと動いてくれました。
アルバイトでの経験が少しは身に付いていたのかと思うと、ちょっと嬉しかったりします。

投稿者 umeko_uguisu : 22:03 | コメント (0) | トラックバック

2005年08月22日

長唄の演奏会でした

とうとう来てしまった演奏会本番。
今回は「浴衣会」と言うことでしたので、浴衣で行って参りました~。

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夫の人が写真を撮ってくれた時に、フラッシュ焚かなかったみたいなので、
画面が真っ暗(笑)
それを無理矢理加工したので、かなり画像がアレなことになってます・・・ううう。

浴衣は、前にも載せた、「竺仙」の千鳥模様の浴衣です。普通の平織りコーマ地のもの。綿絽とか紅梅なんて高くて買えなーい。
帯は、琉球絣にも合わせた絹芭蕉の名古屋帯。二日連続で同じ帯(面倒だったからつい・・・げふげふ)。
一応きちんとしなくちゃいけないので、一重太鼓で。
もんの凄く久しぶりにお太鼓何ぞ結びました(いつも角出しばかりなので・・・)。
帯締めは三分紐で、自作の帯留めをセットしてみました。
足下は当然白足袋。
「浴衣+名古屋帯+白足袋」と言うスタイルは、「浴衣会」と呼ばれる演奏会ではオーソドックスなスタイルです。
半フォーマルみたいな場ですから、きちんとお太鼓を結ばなくちゃいけないんですが、
お太鼓の中に譜面やら手拭いやらプログラムやら仕込んでおくことが出来るので、結構便利だったりもします(笑)
(角出しだと、手拭いは入るけど譜面は入らないからなあ・・・)

ええと、演奏会の出来映えですか?
・・・都合の悪い記憶は直ぐ忘れるものなんです(苦笑)

投稿者 umeko_uguisu : 21:09 | コメント (2) | トラックバック

2005年08月21日

琉球絣の着物

土曜日、実家の両親が近くまで遊びに来まして、「なだ万」に夫婦揃って連れて行って貰いました。
ありがとう父ちゃん母ちゃん!
ちうことで、いそいそ着物何ぞ着てお出かけ~。

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独身時代に大枚叩いて買った紗の琉球絣です。
色味とか模様とか、本当にお気に入り。
暫く着られなくなるだろうと思い、気合い入れて着てみました。
帯は、セットで買った絹芭蕉の名古屋帯(うへー、今の私だったら絶対買えないよー)。
パリパリなので、扱いやすいです。
帯結びは、着物屋でアルバイトしていた頃に、一緒に働いていた人がやっていた角出しの変わり結び、みたいな結び方です。凄く簡単。
帯結びはきりりとコンパクトな方が好きなので、やり方を教えて頂いてから、お気に入りの帯結びになっております。
帯揚げもセットで付けてくれたものなんですが・・・よく見ると絽縮緬なんだよなあ。
厳密に言うと盛夏には使わないんだけど・・・どうせちらっとしか見えないし、まあええか。

夏は暑くてついつい浴衣に走ってしまいがちですが、
夏着物も改めて良いものだと思いました。
冷房が強い建物の中では、特に威力を発揮しますね。

投稿者 umeko_uguisu : 22:40 | コメント (2) | トラックバック

2005年08月14日

千鳥の浴衣

昨日、お台場某所で行われたライブに、浴衣を着て行って参りました。

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千鳥模様の浴衣は、憧れブランド「竺仙」の仕立て上がり(苦笑)
(古典柄スキーなもので・・・色遣いもシンプルな方が好き。藍染め一色とか)
帯はいつも使っている博多帯です。
飽きもしないで矢の字結びです(苦笑)
たまには「貝の口!」とか「片ばさみ!」とか考えるんですが、
貝の口はたれの長さの調節が面倒だし、片ばさみは帯締め使えないし・・・
等々とぐだぐだ考えるうちに、結局いつも同じ。良いのかこれで。
因みに、帯に携帯電話を突っ込んでいるので、上線から根付けがちょろんと見えております。

当日は東京湾花火大会だったこともあり、
お台場ヴィーナスフォート近辺は浴衣姿の若者達でごったがえしておりました。
凝った帯結びのお嬢さんを見かけると、ついつい「どうなっているんだろう?」と、
昔の血が騒いでじっと観察してしまったり(笑)

因みに、ライブ中は腕ぶんぶん振り上げるとか、手が痛くなる位手拍子する程度で、
飛んだり跳ねたりという動作は一切しませんでした(言い訳にしか聞こえない・・・)

いつもの体育館にトレーニングに言っていた夫の人は、顔見知りのイントラさんに
「奥さんは外出禁止ですか?」と訊かれ、正直にライブに行ったことを話したらしく、驚かれていたそうな。
そりゃそうだろうなー・・・初期の妊婦がする事じゃないよな。元気なんですけど。

つか、夫の人。

何のライブに行ったのか迄喋るなあああ!!!

○タなのがバレるじゃないかー!!えぐえぐ。しくしく。

投稿者 umeko_uguisu : 16:07 | コメント (0) | トラックバック

2005年08月07日

浴衣の着付けの話

昨日は荒川の花火大会でした。
これを見に行くのが、我が家+夫の人の同僚達の恒例行事となっておりまして、
いそいそ浴衣着てお出かけして参りました。

(着用写真は取り損なったので、コーディネートだけ撮って今度アップします~)

で、昼間体育館で一寸体を動かしてきたんですが、
帰りの電車で「これから花火見に行くぞ!」というお嬢さん達やカップルをてんこ盛り見ました。

最近は帯締めや飾り紐をプラスしたりして、浴衣の着姿もバラエティに富んできました。
見ているのも楽しいのですが、やっぱり思う所も沢山ある訳で。
グッドタイミングでmihoさんのブログに浴衣の着付けの記事がアップされてましたので、
便乗して私もちょっと書いてみようと思います。


電車の中で二人とも浴衣を着たカップルを見かけたのですが、
女の子の着姿を観察していた夫の人が、
「あの子の着方はありなの?」
と訊いてきました。
(多分夫の人は私の着物姿しか見慣れてないんでそう思ったのかもしれないんですが・・・)
促されて見てみますと、
「修正してやる!」と言い出しそうになる位の着付けで、ちょいとアイタタな感じだったのですが。
(流石に「直してあげる」とは言わない。お直しおばさんにゃなりたくないんで・・・。)

丁度そのカップルが、若い子達に一番ありがちな着姿をしていたので、ちょっと特徴を上げてみます。

■女の子編
・衣紋が抜けてない
・襟合わせが限りなくV字
・帯が体に食い込んでいるように見える
・裾線が地面と平行。つまり裾つぼまりになっていない

■男の子編
・ウエストの一番細い所で帯を結んでいる
・やっぱり裾線が地面と平行

こう言う着方をしますと、9割9分の確立で着崩れます(笑)
何でこう言う着方になっちゃうのか、理由は解らないでもないので、理由と対策を述べてみようかと思います。

■女の子編

1.裾線が地面と平行になる

これは、そもそも「着物=四角」みたいなイメージがあるからなんじゃないかと。
着物の着付けは、四角い布を体に巻き付けて、紐=帯を結んで留めるという原理。
括れのある人間の体に只四角い布を巻き付けただけでは、裾広がりになってしまいます。
これだと歩いているうちにどんどん裾が広がってくる=上半身が崩れてくると言う悪循環が完成。
これを防ぐ為には、「裾つぼまりに着る」のが鉄則となる訳です。
上前と下前を合わせる時に、下前は思い切って地面から15センチ位あげてしまう。
上前は地面から5センチ位あげて、それから腰紐を結びます。
裾つぼまりに着れているかどうかは、脇の縫い目が体の内側を向いているかどうかで確認出来ます。
因みに、「裾つぼまり」を意識しすぎて褄を上げすぎると、粋になってしまうので気を付けましょう(笑)

2.衣紋が抜けていない&襟合わせがV字になる

襟元が何でV字になっちゃいけないのかというと、胸が丸見えになるからです。
あと、若い子は老けて見えます(笑)

着物着るのに慣れていない人が衣紋抜いた状態で裾合わせするのって結構大変だと思うんですよ。
だから多分、最初浴衣を羽織る時に、衣紋を首に沿わせてしまうんじゃないかと。
もしくは、最初は抜けていてもおはしょりを整える段階で前に引っ張りすぎて衣紋が消滅するとか。
衣紋が抜けてないと、襟元を深く合わせるのは結構至難の業です。
(これは着物の構造上。胸の大きい人は、更に難易度が上がります)
解消する方法としては、裾を決めて腰紐を締めたら、
改めて衣紋を抜き直します(この時片手で左右の共襟辺りを一緒に持ち、もう片方の手で背縫いを持って引っ張るとやりやすいです)。
それから身八口から両手を差し入れて、後ろのお端折を下にトントンと下ろして綺麗に整理してやる。
襟元を合わせる時は、喉のくぼみが隠れる所で深めに合わせる。
衣紋がちゃんと抜けていれば、襟元の崩れは結構防げます。

3.帯が体に食い込んでいるように見える

・・・やっぱぎゅーぎゅー締めないと緩みそうで不安になるんでしょうか・・・。
逆に苦しいんじゃないかと同情したくなるんですが。
しかも締めすぎて乳が帯の上線に乗っかっている子めっさ多いし。おばさん臭くなっちゃうよ(苦笑)
全体的にぎゅーぎゅー締めすぎているか、帯の上線持って帯を巻き付けているか、どっちもやっちゃっているかですね。
帯は下側を持って締める。これが鉄則です。
帯の下側さえちゃんとしまっていれば、帯の上側がユルユルのガバガバでも帯自体は緩みません。
逆を言えば、帯の上側を持って締めると、どんなにぎゅーぎゅー締めても下側が緩んでいる以上帯は落っこちてくると言うことです。
帯の上線にゆとりがあれば、胸が帯の上に乗っかってオバっぽくなることもないのですよ。

■男の子編

1.ウエストの一番細い所に帯を結んでいる

・・・着崩れるぞ(笑)
男と女はそもそも体の作りと構造が違うので、
女の人と同じ感覚でウエストの一番細い所に帯をすると、一発で裾広がりになります。
男の人の着物は、腰で着ます。
裾合わせする時は、襟先辺りを持って、腰骨のぐりぐり辺り目掛けて合わせます。
気持ーち裾つぼまりになるように意識して、腰骨の所で腰紐を結ぶ。
当然帯は腰骨に掛かるように結ぶ訳です。
因みに男の着物は、女の着物のように襟合わせを調節したりしません。
裾合わせを決めた時に出来上がった自然なラインが、そのまま襟合わせになる訳です。

・・・何だか長くなってしまいましたが(笑)
折角浴衣着るんだから、どうせ着るなら格好良く綺麗に着て頂きたい。
コツさえ解れば難しいものではないんですから、
楽しく浴衣でお出かけして頂きたいです。

投稿者 umeko_uguisu : 13:58 | コメント (2) | トラックバック

2005年07月30日

有松鳴海絞りの浴衣

今日は久々にお三味線のお稽古~。
休日でしたし、お腹が大きくなってこないうちに着まくってやろうと思い、
浴衣でお稽古に行って参りました。

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以前にもアップした、有松鳴海絞りの浴衣です。
(「きもの・まるとも」さんで購入。マジ高かった・・・でも超絶お気に入りです)
絞りの浴衣は、肌触りが柔らかくてそれでいてさらっとしているので、
夏には本当にもってこいの素材です。
久しぶりに着たせいか、衣紋が被りまくり(笑)暑いよこれじゃ。
帯は随分昔に買った博多の半幅帯。
帯結びは例によって矢の字に結んで、帯締め+帯留めでがっちりガード。
(帯留めも、以前にアップした自作の奴です)
これに隈取り模様の自作柄足袋2号を合わせてお出かけしてきました。

お稽古なので、例え浴衣でも足袋は必須です。
これは、「生足だと先方に失礼ではないか」と言う心遣い。
「浴衣に足袋なんて」と思われる方も多いかも知れませんが、
邦楽とか踊りとかでは結構よく見られたりするんです。
夏場に「浴衣会」と称した勉強会が行われたりするんですが、
皆さん浴衣で出演されます(長襦袢は着ない方が殆どです)
男性も女性も白足袋は必須。
当然男性は角帯、女性は名古屋帯でお太鼓を結びます。履物も、雪駄や草履。
着物でくだけて、小物で「きちんと感」を出すんですな。

現代社会ではどこもかしこも冷房効きすぎですので、
冷え防止の為にも足袋はお勧めですよ~。

そう言えば、今月半ばに三味線の勉強会に出るんですが、
着物は何着ればいいのか全然訊いてないや(笑)

投稿者 umeko_uguisu : 23:30 | コメント (0) | トラックバック

2005年03月22日

ミュシャ展に行って来ました

今日は昼前に起きるという情けない有様でありながら、
いそいそと「ミュシャ展」に行って参りました。
着いたのが3時頃で、30分待ち(激怒)
カップルの多さに、いささかげんなり。
絵も見ないでイチャコラしてるカップルを見る度に、
彼らの後頭部に下駄キックをお見舞いしてやりたくなりまして(爆)
頼むから、デートコースに展覧会を入れないで欲しい・・・おばちゃん疲れちゃうよ。
(本当に興味があって行く分には、ノープロブレムカモンですが)
展覧会自体は、ミュシャの世界にどっぷり浸れて満足でしたが。
肉筆画が多かったのも嬉しい。
チェコ時代の祖国愛溢れる力強さは素晴らしいです。

本日のコーディネートは、こんな感じでした。

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この日の着物は、頂き物の縮緬。モノトーンの縞模様。
身幅がたっぷり有りすぎるので、かなり内側に巻き込んで着てます。
(風が強い日の外出にはもってこいなんですけどね)
帯は、呉服屋さんで清水の舞台から飛び降りる気で買った、縮緬の名古屋帯。
満開の桜が染められていて、今しか締められない季節限定品(泣)
部分的に、紫外線に反応する染料が使われているので、
表に出ると白い花がピンクになったりして、面白い帯です。
お気に入りの帯なんですが、もーこんなの買えない買いたくない。
ローン生活はこりごりだ(泣)
帯揚げは黒い鹿子模様の小風呂敷(レーヨン)を半分にぶった切って作った帯揚げ。
帯締めは、若草色の「五嶋紐」の帯締めです(呉服屋の閉店セール時に、半額で購入)。
足下は、自作足袋2号を履いて行きました。

これに焦げ茶(かなり黒っぽい)の男物の羽織を羽織っていきました。
またしても黒づくめのコーディネート(苦笑)

投稿者 umeko_uguisu : 20:49 | コメント (0) | トラックバック

2005年03月20日

割烹着の話

和装洋装関係なく、私は割烹着愛用者です。

何と言っても完全防備(和装の時は特に抜群の威力を発揮します)。
しかも冬は暖かいし。
今日はこんな感じでした。↓

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これは、「染のつかもと」さんで購入したロング丈の割烹着です。
いやー、ロング割烹着は1回使ったら止められませんよ。
普通のエプロンも持ってることは持ってるんですが(サラ・ミッダと無印良品)、
もう割烹着ばっか使ってます。
そのうち自分でも作ってみたいです。

割烹着の下は、こんな感じでした。

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着物は、「和織染」さんで購入した手織りの久留米絣。
ここのショップは、品揃えがもろに好みなんですよ。ばっちりストライクゾーン。
これでまるともさん位サービスが良ければ、言うこと無いんですが。
で、帯はそのまるともさんで購入した博多織の半幅帯。セールでもんの凄く安かったんです。
結構色々な着物と合わせやすいので、これもお助け帯の一つです。
先日作った帯留めも合わせてみました。
襦袢は、お気に入りのモスリンの長襦袢なので、単衣の木綿でも暖かいです。
足下は、自作足袋3号です。夫の人には「アヒル」と言われました(笑)

「寒いから着物だ!」と思って着物着たせいか、衣紋が詰め詰め。
でも暖かいからまあ良いか。

投稿者 umeko_uguisu : 23:59 | コメント (2) | トラックバック

2005年02月11日

梅田凡乃さんのライブ

梅田凡乃さんが参加されたライブ「Joy Pop Scramble vol.19」に、
会社の同僚を誘って行って参りました。
「お着物で!」とリクエスト頂いたので、ついつい馬鹿正直に着物で行ってしまいまして(苦笑)

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相当地味なコーディネートです(笑)
着物は黒地に白の麻の葉模様が織り込まれているウールの単衣。
知人から「あんたは麻の葉好きだから」と言うことで戴いたものです。暖かいのだ。
丈も裄もつんつるてん、当然お端折も消滅しております。
(一寸だけお端折あったけど、全部帯の中に突っ込みました/笑)
帯は数年前に伊勢丹で買った半幅帯。確か撫松庵だったと思う・・・。
羽織は古着屋で購入した男物。丈も長いし、袖の振りが閉じてあるので、男物の着物は本当に暖かいのです。
長襦袢は男物のモスリンの襦袢を着ておりまして、更に防寒対策バッチリ。
足下は、手作り足袋1号を履いていきました。

割と私は、オットコマエな柄やコーディネートや好きなのです。
地味な着物に地味な帯、ちょいと小物で差し色入れて遊ぶというような。

投稿者 umeko_uguisu : 23:59 | コメント (0) | トラックバック

2005年02月06日

着物で休日

今日はお持ち帰りの仕事を自宅でやっていたのですが、
余りに寒かったので、着物を着ることに。
(着物は何故か全身暖かく包んでくれる、有り難い衣服です)

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着物は、頂き物の大島。ちょいとモダンなデザインでお気に入りなのですが、意外と合わせる帯に迷う着物です。
本当は半幅帯でさくさくと着たかったのですが、手持ちの半幅帯ではこの着物に合うものがなかったので、これまた頂き物の名古屋帯。
名古屋帯の時は大抵角出しで結びます。帯枕無しで、ガーゼだけで帯山を作ってます。
帯揚げはレーヨンの小風呂敷で作ったもの。
普通の帯揚げより少し短めに仕上がるので、結んだ時に端の始末が楽ちんなのです。
これの上に割烹着を着て、一日うろうろしてました。

大島紬は暖かい地域の織物ですので、どうしても肌触りがひんやりとします。
その点では余り寒い時期には不向きだなあ・・・とも思うのですが、
冷暖房完備の現代社会ではそんなに神経質になることもないのかな、と思いますですよ。
何よりお気に入りの着物ですので、着られるうちは着たい。
もとより、着たいから着るんですけど。

投稿者 umeko_uguisu : 22:19 | コメント (0) | トラックバック

2005年02月05日

端唄の会の新年会

今日は、端唄の関係で新年会が「シェ松尾」でありまして、いそいそと着物着て出かけて参りました。

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着物は、某声優さんのバースディパーティに着ていったのと同じ、黒地の縮緬の小紋。
帯は、呉服屋さんの閉店セールにて、7割引でゲットした博多織の袋帯。
縮緬にも紬にも合うし、しかも大抵の色目の着物にも合ってくれる、素ん晴らしいお助け帯の一つです。
羽織は、リサイクルショップでゲットした一つ紋付きのもの。とろけそうな位、手触り最高。
写真だと一寸解りづらいのですが、抱き茗荷の縫い紋と、幾何模様のような縫い取りがついてます。

帰ってきてから、撮影者である夫の人を待っている間に買い物に行ったり、食事作ったり、洗濯したりしていたので、
相当よれよれ・・・まあいいか。

・・・実は寝坊してしまいまして、すっぽんぽんの状態から30分で着終わったという荒っぽい着付け。
おフレンチのフルコース食べに行くとは思えない気合いの無さです、トホホ。

新年会の帰りに、歌舞伎座の近くを通ったので、ついでに老舗の手拭屋「大野屋」さんに寄ってみました。

嗚呼、やっぱり買ってしまいました・・・。

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左からHNの「うめ」に因んで梅柄のもの、黄色の麻の葉、市松模様の麻の葉。
黄色の手拭いは足袋にして、後の二つは普通に手拭いとして使うつもりです。
黄色の麻の葉は、手拭い用にまた今度買い足そう。

投稿者 umeko_uguisu : 23:59 | コメント (0) | トラックバック

2005年01月08日

厄払いに行って来ました

今年は大厄(泣)と言うことで、厄払いなるものに行って参りました。
以前は実家の方の神社に行ったのですが、
今回は結婚式を挙げた場所と言うこともあって、根津神社に行って参りました。

通常密閉締め切りな神社なんてありません。
オープンテラスさながら、寒風吹きすさぶ中ご祈祷をして頂きました。
どうやら根津神社みたいな大きな神社ともなると、
初宮だろうが家内安全だろうが商売繁盛だろうが厄払いだろうが、
ご祈祷希望者は一緒くたにご祈祷してしまうみたいで、何か変な気分でした。
初宮のグループが二つもいらっしゃったので、
厄年女が一緒にいて良いのかしらん、などとどうでも良い気を遣ってみたりして。

まあ一生に一度の大厄の厄払いですから(ヲイ)、
着物何ぞも着てみました。
ネットで見てみると、結構厄払いに着物で行かれる方もいらっしゃるようなので・・・。

kimono07.jpg

マーマから貰った数少ない着物の、1枚です(ちうか2枚しか貰ってないよ!)
生地は縮緬。水浅葱の地色に一杯細かい模様が染めてある、よくあるタイプの小紋です。
マーマの着物なので、袖はつんつるてんだし、お端折は消滅してるし。
なのでまたもやウールの羽織(男物)をこの上に引っかけて誤魔化しました。
これに、数年前に破格の値段で買った明綴れの袋帯をしました。
明綴れの帯って、へろんへろんに柔らかいので、はっきり言って扱いづらいです。
(形が決まりにくいのよう!)
二重太鼓なんてもんの凄く久しぶりにやったので、後ろ姿が悲惨なことに・・・とほーん。
(普段角出しとか矢の字とか貝の口ばっか結んでいるツケが・・・嗚呼)

縮緬とか綸子と言った、触るとてろんてろんに柔らかい感触の着物は、俗に
「柔らかもの」と言われております。
紬とか絣とか、一般的に「固い着物」と言われている奴より、「格」が上なのです。
(格=値段、ではありません、念の為。)
ネットで厄払いに行く服装を調べた所、
「準礼装(訪問着、付下げ、紋付きの色無地など)」などと書いてあった為、

「初宮とかじゃあるめぇし、第一そんなもん持っとらんわ!!(怒)」

つうことで、小紋(=普段着・お洒落着)で勘弁して貰いました。
本当はパリッパリにかったい着物の方が大好きなので、
暫くあの手の着物は着ないだろうなー。

***

当日、結婚式もやっぱり何組か入っていました。
私が行った時は丁度一組の新郎新婦の写真撮影をしておりまして、
自分の結婚式の時を思い出してしまいました。
あん時も寒かったナー。

あとは一年、体に気をつけて過ごすばかりです。出来るんかいな(爆)

投稿者 umeko_uguisu : 21:17 | コメント (0) | トラックバック

2005年01月03日

お正月に着物

お正月と言うことで、一応着物も着てみましたんで、着物の話をば。

kimono06.jpg

着物は、うちのママリンから唯一貰った紬の着物です。
折角お正月なので、着てみました。
帯は相変わらず前回と同じく、ブルーグレーの博多献上の半幅帯。
正面姿ばかりでもなんなので、今回は後ろ姿にしてみましたー。
帯結びは、矢の字結びと言われている奴です。
着付け教室で習ったやり方よりも楽な結び方を本で見てから、
すっかりお気に入りになっている帯結びです。格好良いし、簡単。
しかもぺったんこなので、芝居や寄席を見に行く時、
深く椅子に座ってもごろごろしないので、非常に具合がいいのですー。

これに男物のウールのアンサンブル(※夫の人用)から、羽織だけをぶんどって羽織っていきました。
(男物のウールの羽織はコート代わりになるのです。)

一応季節感も考えて着物を選んでみました。
大島紬でも良いかなとは思ったのですが、真冬に大島はちょっと寒々しいので・・・。
(大島紬は南国の織物ですので、肌触りがひんやりとしているのです。
関東以北では、1~3月にあんまり着たくないかも・・・)

季節感やら色合いやら考え出していたら、
もう着物にはまっているのかもしれませんよ~♪

投稿者 umeko_uguisu : 21:59 | コメント (0) | トラックバック

2004年12月06日

寒いけど浴衣の話

めっきり寒くなって参りました。
このクソ寒い中、
今年のスパヒロライブに着ていった浴衣の話なぞをしてみやうかと。

kimono004.jpg

浴衣は、またしても「きもの・まるとも」さんで2年位前に購入した、有松鳴海絞りの浴衣です。
清水の舞台から飛び降りるつもりで買いました・・・。
絞りの浴衣は、絞りによって表面がぽこぽこしている為、肌にべっとりまとわりつかず、肌触りがさらっとしているので、
夏の着物としては非常に具合が宜しいのです。

帯はリサイクルショップで買った博多の献上帯(半幅)。
裏地が一部解れていたので、一生懸命繕った記憶があります。
これに、三分紐と千鳥が描かれた帯留めを合わせました。
(帯留めは、「鈴豊商店」さんで購入。)
これに、黒塗りの千両下駄をつっかけて行って参りました。

結構オットコマエなコーディネートかもしれない(爆)

下駄で身長が少し底上げされたので、ライブの時少しだけステージがよく見えた気がしなくもないです。
浴衣はライブで汗かきまくっていても、汗ばんでいる人の肌に直接密着しないで済むから良いのだ!
(夏場の満員電車は、大っ嫌いでアル)
この時は浴衣で来てたのは私だけでしたが、
先日の戦隊ライブの時は、他にも着物でいらした方を見かけたので、ちょっと嬉しかったです。よしよし。

因みに、補正用のタオルとかガーゼとか、一切しないで私は着物を着ます。
(だって楽なんだもん・・・。)
結婚式に呼ばれたとか、そう言った席に気合い入れて着物着ていく時は、一寸だけします。
背中の一番くぼんでいる所に1枚薄目のタオル当てて、鎖骨の辺りにガーゼ当てて、
あとはタオルを2枚位ウエストにぐるぐると。
確かに補正すると着崩れしにくいんだけど、
「週末だけ着たい」「今日はちょっと着てみたい」
と言う感じで着るんだったら、いちいち補正するのって面倒なんですよ。
(着付け教室に行ってた頃、行き帰りは思いっきり補正無しで通っていた不良生徒でした・・・)

どんどん寒くなってきました。着物が着たくなる季節です。

投稿者 umeko_uguisu : 19:43 | コメント (0) | トラックバック

2004年11月26日

木綿の着物について

今日は、予告通り戦隊魂ライブに着ていった着物について一寸書いてみようかと。

着物は、きもの・まるともさんで3年位前に買った久留米絣。木綿です。
帯は、数年前に新宿の伊勢丹で買った半幅帯(菊の模様)。
帯締めは、着付け教室で前に買ったトンボ玉付きの難有り品です。

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・・・要は、頭から水被っても平気な格好をしていった訳なんですが(爆)
綿の着物は、自分で洗えるし、結構暖かいし、安いし、良いことづくめで大好きな着物です。

これに、男物の紋付きの羽織を表裏ひっくり返して羽織っていきました。

kimono003.jpg

男物の羽織って、裏地に凝ったりするんで面白いんですよ。
この着方は、前にバイトした着物やさんで教わりました。

ライブに着物で意外な効用を発見しました。
今の時期ですと、ライブ終演後は汗かいて暑いですよね。
でも、汗が冷えれば寒くなってくる。
もともと着物は寒さに強い衣類ですので(私はそう思ってます)、
必要以上に冷えなくて済むんですね。
暑くても衣紋抜いてるから一応熱は逃げてくれるし。

そんな感じで、ライブで着物。
案外良いものですよ~。

投稿者 umeko_uguisu : 20:13 | コメント (0) | トラックバック

2004年11月25日

岩田専太郎の着物

kimono001.jpg

これは、先週末Rこちゃんと一緒に行ってきた、声優某Kさんのバースディパーティに着ていったものです。
黒地に、「いろはにほへと」と書き散らしてある小紋です。(小紋=お出かけ用ワンピもしくはカジュアルスーツ、とでも思って頂ければ)
帯はへろへろに柔らかい生地の名古屋帯。角出しの角がない結びをしております(なんだそりゃ)。
どっちも、会社の近所にあった呉服屋さんで一緒に作ったもので、お気に入りの一つです。
(ローンは辛かった・・・もうあんな生活したくない・・・トオイメ)
結婚披露パーティとか、三味線の勉強会とかに重宝しました。
セットで仕立てて貰った割には、あんまりセットで着てないです。
着物の方には黒地の堅めの帯を合わせたり、赤い帯は織りの着物(藍大島とか)に合わせたりしてます。
実は夏のスパヒロライブに浴衣着て以来、着物らしいものは着てなかったので、一寸着る前は緊張したなぁ・・・。

長唄の三味線習ったり、着付け教室通ったり、リサイクルの着物やさんでバイトしたこともあるんで、「着物を着る」ことって、そんなに特別なことではないんですよね。
そりゃ、着る時間に余裕が欲しいのは今でも同じですけど。
正直言いますと、立体裁断の洋服着るよりも、着物着た方がよっぽど効果的に自分らしいお洒落が出来るかな、と思っております(何しろ体型が完璧な日本人体型/泣)。

多少のお約束さえ解れば、結構気楽なもんですよ、着物って。
次回は戦隊ライブに着ていった着物の話をばしてみようかと・・・。

投稿者 umeko_uguisu : 21:59 | コメント (0) | トラックバック